夏場にも多いバッテリー上がり

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冬場は寒いのでバッテリー上がりが起きやすいことが知られていますが、夏の暑い時期にも走行中に突然エンジンがストップしてバッテリーが使えなくなることがあります。

JAFのロードサービス救援依頼でも、バッテリー上がりが断トツの1位で、冬場は12月、夏場は8月が多くなっています。

正月やお盆休みでの帰省や旅行の時期と重なっていることがわかります。

気温が高い夏でも、バッテリートラブルが多いのはなぜでしょうか?

これは停車中の発電量が、使用中の電圧より多くなる夏の暑い時期にバッテリーに負担がかかるためです。

夏のバッテリー上がりの原因は複数ありますが、以下の表は車の機器の主なものを消費電の大きなものから順にリストアップしたものです。

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バッテリーのトラブルが多くなる理由は気温と大きな関係があります。

冬場の寒い時期の低温状態ではバッテリー機能が著しく低下します。

また夏の暑い時期には、単純に電力の消費量が多くなり、オルタネーターの発電量が消費量に追い付かなくなることでバッテリーの蓄電量が低下してしまいます。

夏場に最も電力消費が多いものがエアコンです。

車のエアコンは家庭用エアコンなどとは異なり、システムの核になっているコンプレッサーは、エンジンの出力によって動きますので、基本的には電力を必要としません。

何が電力を消費するのかというと、風を送るためのファンなんです。

送風用のファンは電気モーターによって回転しますが、暑い時はフル回転の状態になり、バッテリーに負担をかけてしまうことになります。

そしてもうひとつの電力消費するのが、意外にもブレーキランプなんです。

真夏の高速道路などで渋滞にハマってしまったら、必然的にブレーキペダルを踏んでいる時間が長くなります。

渋滞時はエンジンの回転数が上がらないため、オルタネーターの発電効率も下がります。

発電量が少なくて、消費電力が多ければ、バッテリーに負担がかかってしまいます。

これが夏に起こってしまうバッテリー上がりの原因です。

では、夏場の暑い時期にバッテリーの消耗を抑えるためにはどうしたらいいのでしょうか?

一番有効的な方法がエアコンの風量を抑えることです。

JAFのデータでも、エアコンが最も多く電力を消費しているのは、風力を最強に設定している状態でのことがわかっています。

オートエアコン装備車であれば、風量をオートに設定しておけば自動的に風量を調節してくれます。

その際、少し高めの温度設定をしておけば燃費も良くなるでしょう。

また、カーナビやTVなどは消費電力がそれほどでもないので、よほどバッテリーが危険な状態でない限りは電源を落とす必要はありません。

夏場の暑い時でもバッテリーやオルタネーターが正常であれば2~3時間くらいの渋滞でバッテリーが上ってしまうこともありません。

バッテリー上がりが起こる原因は、バッテリーが弱っていたり、液が不足している場合が多いので、長距離ドライブをする前にはバッテリーを点検しておくことが大切です。

また、高速道路などの渋滞でバッテリー上がりが起こってしまうと周りの車にも迷惑がかかってしまうので、ケーブルやジャンプスターターなどを準備しておくことも大切です。

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