バッテリー上がりの原因

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「バッテリー上がり」は、バッテリーに蓄えられた電気の量が一定以下になってしまうことを言います。

セルスターター の勢いが落ちてきたり、ヘッドライトが暗くなったり、ウインカーの点滅が遅くなるなどの症状が現れ、最後にはエンジンがかからなくなってしまいます。

バッテリーが上がる原因は、エンジンの電気系統の異常で発生する場合もありますが、大抵は長期間放置による放電やバッテリーそのものの劣化によるものです。

バッテリーは何もしない状態でも、常に電気を放出しています。

バッテリーが新品なら3~4ヶ月放っておいても問題ありませんが、経年変化などの劣化が進むにつれて、バッテリー上がりになる可能性が高くなってきます。

バッテリー上がりの主な原因

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・ヘッドライトの消し忘れ

・半ドアなどによる室内灯の付きっ放し

・長期間乗らないことによる自然放電

・端子の緩み及び配線不良

・消費電力が大きな電装品が多い

・渋滞時の走行が多い

・エアコンをフル稼働させることが多い

・夜間や雨天での走行が多い

などがバッテリー上がりの主な原因です。

バッテリーは走行することで充電されますが、電力使用量が増えてしまうと、その使用量にバッテリーの充電が追いつかず上がってしまいます。

車の電装品で電力消費量が大きなものを知っておくと「バッテリー上がり」の対策にも役立ちますよ。

車の電装品で電力消費量が大きなもの

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1位:エアコン(18℃・最強風力):17.3A

2位:クーラーボックス(HOT):13.3A

3位:リアデフォッガー(電熱線):12.4A

4位:ヘッドライト(Hi):10.2A

5位:ブレーキランプ:7.0A

6位:ワイパー(Hi):5.0A

7位:オーディオ(ラジオ最大音量):4.2A

9位:パワーウインドウ:3.4A

9位:冷蔵庫:3.9A

10位:ナビゲーション&TV:0.5A

特に夏場はエアコンに要注意です

夏場に最も電力を消費するのがエアコンです。

エアコンを最大風量にして使用すると、なんと発電容量の約40%を消費してしまいます。

そして電力を消費するのはエアコンだけではないので、夏場は慢性的な充電不足に陥りがちになります。

最近ではオプションでさまざまな電装品を装備する車も多く、停滞でブレーキを頻繁に踏むことでも多くの電力が消費されてバッテリー上がりの原因にもなります。

夏場に電力不足にならないためには、車に乗らない時はサンシェードを設置するとか、エアコンを使う際は最大風量で車内を冷やした後は風量を落したり、内気循環に切り替えるなどするといいでしょう。

そして冬場はバッテリーが本来の力を発揮しにくくなります。

寒さでエンジンオイルが冷えて硬くなるとエンジン始動時の抵抗が増えて、夏場に比べてエンジンがかかりにくくなります。

かかりにくいエンジンをかけるためには多くの電力を必要するため、冬場にはバッテリー上がりが起こりやすくなります。

バッテリーは内部で化学反応を起こして電気を作り出しますが、気温が低いと反応が鈍ってしまいます。

例えば外気温0度の場合、本来の性能の80%程しか力を発揮しません。

バッテリーが新品なら問題ありませんが、弱っているバッテリーだったら本来の性能の40%まで落ち込んでしまいます。

バッテリーは走行することで充電されますが、電力使用量が増えてしまうと、その使用量にバッテリーの充電が追いつかず、バッテリー上がりを起こしてしまいます。

また、長期間車に乗らない状態でバッテリーを放置しておくと、自然放電が起こりバッテリーが上がることがあります。

走行距離が短いドライブを繰り返すこともバッテリー上がりの原因になります。

そして、バッテリーにも寿命があり、機能が弱っていたり、車とバッテリーを繋ぐ装置に不具合があればバッテリー上がりの原因になります。

バッテリー上がりの対策

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ちょっとした心遣いとメンテナンスでバッテリーは長持ちします。

・なるべくこまめに乗る

・長期間乗らない時はバッテリーを取り外す

・こまめにバッテリーをチェックする

など、これだけでもかなりの効果があります。

JAFのロードサービス救援依頼で「バッテリー上がり」は年間80万件以上発生する断トツの1位です。

ここ十数年で車の性能は目覚しく向上しましたが、人間のうっかりミスで さなざまなトラブルが起こっています。

うっかりミスで「バッテリーあがり」になってしまうと時間もロスしますし無駄な経費もかかってしまします。

そうならないためにも日頃からこまめにバッテリーチェックをしておきましょう。

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